ここ数年、ネット通販の広がりは大きく、私もかなりの比率でネット通販の売り上げに貢献している。繁忙期の宅配便業者の惨状など社会問題としても認識されはじめたが、今後もネット通販拡張の流れはつづくだろう。
現時点において代表的な通販サイトが「Amazon.co.jp」である。
Amazon Prime の攻勢がすごい。2015年から2016年にかけて主にプライム会員向けのサービスを拡張してきた。プライム会員独自のメリットも列挙するのも大変なくらいになって来た。
ここでは「Amazon の会員」「通常会員の入会」「プライム会員の入会」「プライム会員の無料体験期間」などをスクリーンショットを交えながら説明していく。
プライム会員は個人的には年会費以上の大きなメリットがあるサービスだと感じているが、プライム会員を検討している人は「無料体験からプライム有料会員への自動移行の停止」ができるのか? が気になるところだろう。
本項後半に記述したので確認して欲しい。
※スクリーンショットはPC版のものだがスマホやタブレットでも項目に大きな差異はない。
2019年4月
プライム会員の値上げが発表されました。ちょっと高くなったので退会を検討する人が多いかも知れません。
Amazon の「会員」とは?
ネットで買い物するなら安心度の高さはAmazonが一番高い。返品・問い合わせ等もスピーディに対応してくれる。
まだAmazonの会員になっていない人はとりあえずは「通常会員」になろう。
あらためて Amazon の会員について触れておくとAmazonの会員には・・・
- 通常会員 (無料)
- プライム会員 (有料)
主に二つの種類がある。通常会員とはAmazon で買い物するために必要なユーザー登録をしただけの会員である。
Amazon 通常会員のアカウント作成
Amazon で買い物をするにはユーザー登録が必要になる。まずは通常会員のアカウント作成について説明しよう。基本はシンプルなので迷わないはず。
登録しなくても Amazon のサイトにある沢山の商品を眺めることは出来るが、買い物して注文するにはサインインが求められる。つまりはユーザー登録=アカウントの作成が必要となる。
新規登録はこちら Amazonの登録 リンクを押して登録画面を表示させよう。
入力する項目は至ってシンプルだ。「氏名」「フリガナ」「Eメール」「パスワード」のみ。Eメールは一時的な捨てアドではなく永続的なものを利用しよう。Amazon から重要な連絡が届くことがある。
Amazon プライム会員
Amazon プライム会員は、通常会員に付加する形で様々なメリットがあるサービスだ。
映画やドラマ、アニメの動画が見放題となるプライムビデオ
音楽が聴き放題のプライムミュージック
プライム限定セール
プライム会員のみが利用できる写真用のクラウドストレージ
お急ぎ便・時間指定が無料
Kindle 本から月一冊無料贈呈
買い物が1時間以内に届くプライムNow
日曜品配達のAmazon パントリー
消耗品注文のDashボタン ・・・など
このように沢山のメリットがある。有料サービスであり年会費3,900円がかかる。一月あたりは325円。僅かな金額で様々サービスが付加されるのは大きい。
▼ プライム会員になるまでの流れ
通常会員 → プライム会員無料体験期間 → プライム有料会員
通常会員のアカウントでログインした状態で「プライム会員無料体験期間の申し込み」を行う。プライム無料体験期間は一ヶ月、30日間だ。
申し込みをしたときから30日間。月末月初等実際のカレンダーに関係なくその日から30日間。
このときの状態は「プライム会員無料体験期間」である。
30日経過した後の正式なプライム有料会員とは区別される。ほとんどサービスを無料体験期間中でも利用できるが、一部のキャンペーンなどはプライム有料会員のみが対象となる。
例えば「2017年2月8日~ Kindle Fire タブレット 5000円OFFクーポンキャンペーン」などがあるが、これは無料体験期間では受けることができなかった。
Q. 年会費が請求されるのはいつか?
A. 30日経過して無料体験が終わった時点で年会費4,900円が請求となる。それまでは課金が発生しない。十分にプライム会員のサービスを確認した上で入会を検討する猶予がある。
Q. 無料体験期間を切り上げてプライム有料会員になる方法
A. 現時点では無い。かつては有料会員切り替えるボタンが用意されていたが今は無い。30日経過して自動で正式なプライム会員となる。※2017年2月時点なので今後は変更となる可能性もある。
Amazon プライム会員の登録
つづいてプライム会員の登録についても簡単に説明しておく。以下の無料体験申し込みページにアクセスする。
30日間の無料体験を試すボタンをクリックしよう。
もう一度このような確認画面が表示されるので「30日間の無料体験を始める」をクリックしよう。以上で無料体験への登録は終わりだ。
※アカウントサービス > Amazonプライム会員情報の管理 にて確認すると会員タイプ:が「プライム ( 無料体験 )」 という区分になっている。
とりあえず Amazon プライムビデオ や Prime Music | 音楽聴き放題 にアクセスして利用できるか確認してみよう。
Amazon プライム無料体験で有料会員へ自動切り替えせず終了する方法
ここではAmazonプライム無料体験の解約、すなわち「有料会員に切り替えずに無料体験期間が終了したらプライム会員資格を停止する設定方法」について記述していく。
プライム無料体験会員からプライム有料会員へは前述したとおり、通常は期間終了しだい自動的に更新される。無料体験して登録したは良いが、とりあえず自動で有料になってしまうのは避けたい。
そんな人のためにも予め自動で有料に移行しないようにする設定がある。
アカウントサービス > Amazonプライム情報の管理を開こう
画面1 Amazon プライム会員情報の管理
左側にプライム会員としての自分の状態が記述されている。今は会員タイプが「プライム(無料体験)」であることが分かる。
請求年月日が書かれている欄にあるリンク、「自動移行しない」をクリックすると次の画面が出て来る。
画面2 自動移行しないをクリックした状態
この画面は少しわかりづらい。引き留めようとするいやらしさをありありと感じる。(退会機能が分かりにくい他のサイトに比べるとこれでもマシな部類なんだけど)
- 更新前にお知らせを受けます
- 会員資格を終了する
- 会員資格を継続する
一つ目、「更新前にお知らせを受けます」はメールでリマインドしてくれる設定が行われるだけで自動的に有料会員に切り替わるのはそのまま。
ひとつ飛ばして三つ目、これはそのまま。この画面では何もしないということ。自動的に有料会員に切り替わる。
ふたつめの「会員資格を終了する」がわかりずらいが、本項のテーマである「プライム無料体験で有料会員へ自動切り替えせず終了する」にはこれを選択しよう。
Q. 今の無料体験期間も終わってしまうのか?
A. 終わらない。無料体験期間30日間は残る。30日間経過したときに会員資格を終了する設定。
こんなふうに無料体験期間終了後に会員資格終了すると書いておいてくれれば良いが、「会員資格を終了する」とだけ言われると無料体験期間も終わってしまうように勘違いしがちだ。
ビビる。この記事にアクセスしてくれる人の中にはこの文言に迷って検索してたどりついた人も多いだろう。無料体験期間は継続されるので安心してほしい。
画面3 プライム会員解約の確認画面
念入りにもう一度確認画面が入る。ここでは無料体験が終了するときに会員資格が終了すると明記されている。(さっきの画面でもそうして欲しいところだ)
もう一度この画面でも「会員資格を終了する」をクリックしよう。
画面4 自動移行の停止完了
自動移行しない設定が完了。
これでひとまず請求のことを気にせずにプライム会員のサービスを試すことができる。安心して使ってプライム会員の良さを体感して欲しい。
Q. プライム気に入った。自動移行に戻すことはことは出来るのか?
A. 出来る。無料体験によってプライム会員サービスに魅力を感じたならばやはり自動移行にしたくなるだろう。「会員資格を継続する」をクリックしよう。
今度はなんの確認画面もなく、このようなメッセージが出てあっさりと自動継続設定される。
Amazon プライム会員はオススメ。
Amazon 会員、プライム会員の登録まわりについて簡単に説明してきた。個人的には自動継続の設定を停止する必要は無いと思う。様々な恩恵がある上に非常に割安だと感じるからだ。
なによりプライム会員向けのサービスは増え続けているし、お急ぎ便・日時指定や、プライム専用の商品登場など、プライム優遇の方針も明確だ。今後もこの傾向は続くだろう。
私としては迷わず加入しておくことをおすすめする。
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