電気圧力鍋(電気圧力釜)は非常に便利だ。ほろほろやわらか料理がサクッと作れてステキがいっぱいだ。
難しい圧力鍋での調理時の管理をテクノロジーのチカラによって簡単にしてくれる良いモノだ。
↑ 電気圧力鍋版 ワンダーシェフ
このページでは大まかに以下3つが分かるように説明していく。
- 電気圧力鍋のいいところ vs 普通の圧力鍋
- 電気圧力鍋の選び方
- 目的・機能別・値段別 おすすめの電気圧力鍋
電気圧力鍋は通常の圧力鍋ほどではないが、各社様々な機能を持つ製品をリリースしている。電気圧力鍋への理解が深まり、どの製品を選べばよいのか?購入時の選び方への参考にしていただければと思う。
2018年7月 更新
なお、別の記事にておすすめの電気圧力釜を紹介している。説明はいいからさっさと良いモノ教えてよ!って方はこちらへお急ぎください^^
圧力鍋の魅力と電気圧力の鍋のいいところ
まず電気のつかない「圧力鍋」の魅力についておさらい。圧力鍋、高音・高圧下で調理することで料理の時間を短縮することができる。
実際に鍋を使って煮込む時間だけでなく、調理時における手間の一つである野菜や食材のカットの時間も短縮できる。ざっくりとした大きめの切断でも十分に火が通る。
圧力鍋で作れる料理には多岐に渡る。代表的なものは豚の角煮やスペアリブ、カレー(ルーを入れるまで高速化)、根菜類、煮豆など・・・
形をある程度残したまま、味を染み込ませ、柔らかくする煮物などに向いている。より美味しくつくることが出来る。圧力鍋ではない普通の鍋だと火加減が難しく、時間もかかり再現ができない料理もある。
ただし扱いが難しい
通常の圧力鍋、すなわちガスコンロに直火でかけて調理する圧力鍋は、美味しい料理をつくれるのは確か。しかし問題がある。
鍋の内部が高温高圧となるために危険、最悪爆発する恐れがある。もっともこれは正しい使い方をすれば危険性は無いのだが、経験と調理時の慎重な管理が必要となる。「加圧」と「蒸らし」のコントロールは難しい。
強火にかけて蒸気がシューシューしてピンが立ったら「加圧開始」でここから調理時間を図る。このときに中火から弱火で圧力が一定になるように火加減を調整する。「加圧」時間が終了したら火をすぐさま止めて「蒸らし」て、また時間を測って待つ。
というように使い方が結構やややこしい・・・。さらには料理ごとに調理時間違うし、そのわりには蓋を開けて今の状態を確認することが出来ないといった問題がある。
直火を扱うため当然ではあるが、常に鍋の前に張り付いて火加減の調整と時間を注視しておかなければならないのだ。
電気圧力鍋(電気圧力釜)のいいところ
というわけで電気圧力鍋の出番だ。電気圧力鍋は圧力鍋に比べて良いところがある。
▼ 直火を使わないため張り付きが不要
電気圧力鍋に限らずだけど、これが電気製品のメリット。調理中に手が空くので他のことが出来る。掃除
▼ 火加減の自動調整
圧力鍋の難しさである、火加減の調整が無い。自動でやってくれるためまずいモノが出来るリスクや事故が減る
形といい機能と言い電気圧力鍋はご飯の炊飯器のようなものに近い。スイッチを押すだけで自動で調理できるのが大きな魅力だ。炊飯器のように調理が終わったら保温してくれる機能もある。
調理に慣れてない初心者や忙しい人でも圧力鍋での美味しい調理を味わえるのが良いところと言える。
電気圧力鍋の気になるところ
本項はとうぜん、電気圧力鍋推し。というところで
直火式に比べるとメリットが多いから是非導入しましょう!
と結論付けても良いのだが、フェアではない。一応欠点とまではいかないが、電気圧力鍋の気になるところを上げておく。
- 値段が多少は高くなる
もちろん機能に応じてピンきりなんだけど価格が多少上がる - 電力・電気代がかかる
当然電気代がかかる。ただし通常の圧力鍋をつかった場合ガス代がかかる。ガス代よりも安い場合もある。機器としては出力が大きい、800W~1200Wなのでブレーカーに注意、炊飯器、エアコンの同時利用などは避ける必要があるかも - サイズが一回り大きくなる
- 様々パーツを洗う必要がある
とまあ気になるところもあるのも事実。それでも本ページでは電気圧力鍋推し。続けましょう。
電気圧力鍋の選び方
以下のポイントをチェックして選ぼう。
- 圧力の強さ
機種によってかかる圧力の最大値が違う。そのために出来上がりの時間に差がある。強いものほど短い時間で出来上がる。(ただし弱いものは低圧の調理が可能なメリットもある。じっくりと時間をかけることができる) - 容量
内部の鍋の容量は機種ごとに違う。家族の人数によって必要な容量のサイズの鍋を検討したい。 - サイズ
容量と似た話だが、こちらは外形のサイズ。物理的に大きく個音んの蒸気も発生するので設置場所を考慮する必要がある。 - 調理の設定・コース
どのような調理が出来るのか?ワンタッチでコースを設定できるのか?も選ぶときのポイント - 圧力鍋以外の用途
機種によっては様々なようとに使える。低温調理(スロークッカー)のように使えたり、その形状よろしく炊飯器として利用できたり。 - お手入れ・洗いやすさ
このようなキッチン家電の宿命だが、調理の簡単さだけでなく分解洗浄のしやすさや部品点数の少なさもポイント。
これらの観点から、様々な商品を比較検討して自分たちの暮らしにあった一台を選定してほしい。
おすすめ電気圧力鍋は以下の関連記事にて詳しく説明しています。