スマホやタブレットは普段、家の中でどのようなスタイルで使っているだろうか?
外で持ち運ぶときはともかく、個人的にはベッドの上でごろーんと寝転がったりソファの上でくつろいで使っていることも多い。
でも最近のタブレットは高性能。動画やある程度のレベルのゲームもヌルサク動く。Windows10 対応のタブレットなら軽くオフィスを使った仕事や、このブログの記事を書くなんてプチクリエイティブなことも性能的には余裕で出来る。
外部モニタが使いたい
性能が良いゆえにタブレット(やスマホ)も外部の大きなモニター繋ぎたいことがある。大画面で動画を楽しみたかったり、大画面で作業をしたかったりする。今回は「外部ディスプレイへの出力」についていくつかの方法を紹介していく。
- HDMIケーブルでの接続
- MHL → HDMI 変換ケーブルでの接続
- ワイヤレスディスプレイアダプタでの接続
こんな流れになる。最後に現行のおすすめワイヤレスディスプレイアダプタを紹介している。お急ぎの方はスクロールしてそちらを確認してほしい。
2018年5月 更新
HDMI ケーブルで直接接続
スマホやタブレットを外部モニタ、液晶ディスプレイやテレビにつなぐ簡単な方法はHDMIケーブルで接続することだ。これが一番簡単でわかりやすい。接続方法はタブレットやスマホなどについている端子の形状によって異なるので注意しよう。
micro HDMI での接続
大抵のタブレットにはHDMI端子がついている。端子の種類は「Type D」といういいわゆる 「micro HDMI 」というヤツだ。タブレット側はmicro HDMI でディスプレイ側は通常のHDMIということになる。
MacLab. Micro HDMI ( Dタイプ ) - HDMI (Aタイプ) 変換 ケーブル 3m ブラック 細線タイプ ver,1.4 【相性保証付き】
- 出版社/メーカー: MacLab.
- メディア: エレクトロニクス
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このような「HDMI ⇔ micro HDMI ケーブル 」でモニタとつなぐだけ。MacLab. の Micro HDMI ( Dタイプ ) - HDMI (Aタイプ) 変換ケーブル。
ケーブル長は余裕の3mでTVなどの出力したい場合に最適。ケーブルも細くて取り回しの効くタイプ。価格は2017年2月20日現在698円と安い。
普通のケーブルを持っており、新しくケーブルを増やしたくないという人は変換アダプタがある。ダ○ソーにも売っているので安く仕上げたい方や試して見たい方はチェックしてみると良い。
MHL での接続
スマホには micro HDMI 端子を持たない機種が存在する。少しでも小型化やコスト削減したいなどの理由で省かれている。
そんな機種でもHDMIケーブルを接続して外部モニタに出力したい。MHLに対応しているか調べてみよう。MHL は「Micro USB端子」を利用してHDMI接続する仕組みだ。
mirco HDMI端子を持たない機器でもMirco USB端子があり、スマホがMHLに対応していれば外部ディスプレイにHDMI接続できる。
ELECOM MHL3.0変換ケーブル 3.0m ブラック MPA-MHL3HD30BK
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/06/04
- メディア: エレクトロニクス
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ワイヤレスディスプレイアダプタの利用
ワイヤレス出力。ケーブルでつなぐよりもさらに利便性の高い繋ぎ方がこちら。ワイヤレスディスプレイアダプタ(≒ワイヤレスHDMI、ワイヤレスディスプレイレシーバー)とよばれるような無線で映像や音声を転送できる機器を使う方法だ。
現在のワイヤレスディスプレイアダプタは無線LANネットワークとは関係なく、機器と1対1で接続できるものが主流。
ケーブルがないことは圧倒的に便利だ。ごちゃごちゃした配線に頭を悩ます必要はないし長さの制約もない。端末を持って歩き回ることもできる。
ワイヤレスディスプレイアダプタ≒Miracast レシーバー
Miracast はワイヤレスで映像や音声を送信する規格のこと。厳密には違うけどHDMIのワイヤレス化と考えると分かりやすい。Miracast に対応した端末であればワイヤレスディスプレイアダプターを経由して外部出力が可能となる。
エレコム LDT-MRC02
エレコム Miracastレシーバー ミラキャスト Windows10スマホ対応 Continuum機能搭載 LDT-MRC02/C
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2016/11/13
- メディア: エレクトロニクス
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代表的なワイヤレスディスプレイアダプタ≒Miracastレシーバーがこちら。エレコムのLDT-MRC02。Wi-Fiがない場所でもつながるのが便利。電源はUSBから機器のUSBポートから給電される。
マイクロソフト P3Q-00009
マイクロソフト ワイヤレスディスプレイアダプター V2【Wi-Fi不要】ミラキャストテクノロジー 搭載デバイス対応 P3Q-00009
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: Personal Computers
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大きい画面へ簡単接続。インターネットもアプリも不要なコンパクトアダプター。旧モデルより更に小型化。
マイクロソフトのワイヤレスディスプレイアダプター。HDMI端子でディスプレイに接続し、USB端子側から給電するしくみ。USB端子のある液晶ディスプレイなどはキレイに収まる面白いデザイン。
もちろんマイクロソフト製品だけど、Windows以外の端末でも接続できる。
<参考> Windows のサブディスプレイ設定
この機種に限ったことではないが、Android スマホやタブレットはミラーリングで使用するのが標準的だ。外部ディスプレイ側にも同じものが表示される。
Windows の場合はデュアルディスプレイで使いたいこともある。
HDMIケーブルで接続したときはミラーリング(複製状態)となるが、メニューのディスプレイ設定で「拡張」にしてやると、デュアルディスプレイ(複数の画面)として表示することができる。
Amazon Fire TV Stick
最後に隠れたおすすめ機種を紹介する。なんと Amazon の Fire Stick。TVのHDMI端子に接続して使うタイプのメディアプレイヤーとして有名だ。(普段から価格も馬鹿みたいに安いのだが、たまにセールがあり投げ売りのような捨て値になるので狙い目)
実はこの機種はMiracastに対応しているのだ。 メディアプレイヤーとセットで考えると大変お得な製品。
ワイヤレスディスプレイアダプタの呼称
以下余談。要はケーブルで子機とモニタをつなぐことなくワイヤレスで映像をやりとりする機能を持つ機器のことだが、名前がイマイチわかりづらい気がする。
ワイヤレスディスプレイアダプタってのがこのカテゴリーの正式名称だが。詳しくない人には意味が通りずらい。ワイヤレスHDMIとかミラキャストアダプタとかも意味が通りずらい。特定の製品名もいまいち何が出来るかが不明瞭に聞こえるし悩ましい。
とりあえず本項ではワイヤレスディスプレイアダプタを(主)としてところどころで書き分けてみることにした。
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